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トップページ簿記試験解答の極意> インプレスト・システム(定額資金前渡法)【第132回以降】
インプレスト・システム(定額資金前渡法)とは、
小口現金(こぐちげんきん)への現金補給方法を意味します。

小口現金 とは、
郵便、タクシー代等の少額の取引用に手許において置く現金を意味します。
(高額の取引では、小切手(当座預金勘定)等が使用されます。)

この小口現金は、会計係が直接管理するのではなく、
各部署に用度係を設けて管理させる方式がとられています。

インプレスト・システムの実務的な流れは次のようになります。

1.一定期間(一週間、一箇月)の使用額をあらかじめ見積もり、
  その見積額に相当する小切手を会計係から用度係に前もって渡します。
  用度係は小切手を換金して、小口現金を管理します。

2.用度係は、交通費、通信費、雑費などの小額の現金支払を担当し、
  その支払額を小口現金出納帳に記入します。

3.用度係は、週末(月末)毎に会計係に、その週(月)の使用額を報告します。

4.会計係は、用度係からの報告額と同額の小切手を用度係に渡します。
  これを補給といいます。

【ポイント】
インプレスト・システムでは、一定期間の終了時点で、
小口現金の使用額と同額を小切手(当座預金勘定)にて補給するため、
週初(月初)には、常に一定金額の小口現金があることになります。


小口現金を3万円と設定した場合に、一定期間内に1万円を使用すると、
その使用とした1万円を一定期間の終了時点で補給するため、
週初(月初)には小口現金は常に3万円になるということです。

日商簿記検定試験の第2問や第3問に出題されることがありますので、
インプレスト・システムでは、週初(月初)に小口現金は一定額である。
ということをおさえておいてください。

ちなみに、これとは別に、小口現金の残高が少なくなる毎に補給する方法を
「随時補給法」と言います。

以下、1~4の仕訳を例題を交えて説明します。

1.小口現金への前渡:
  用度係が使用する小口現金勘定(資産の勘定)の増加になります。

  定額資金前渡法(インプレストシステム)を採用し、
  用度係に小切手30,000円を振り出して支払った。

  (借)小口現金 30,000 (貸)当座預金 30,000


2.用度係が小口現金を使用:
  用度係が、交通費6,000、電話代4,000円を小口現金から支払った。

  これは仕訳をしません!仕訳は会計係が行うからです!!
  この場合、用度係の支払について、まだ会計係が把握をしていません。
  したがって、その支払内容を把握していないため、
  会計係は仕訳をつけることができないことになります。
  後日、用度係から使用額の報告を受けたときに、初めて仕訳を行います。


3.用度係からの使用額の報告:
  2で、用度係の支払について、会計係は把握していないことが分かります。
  会計係は、この使用額の報告を受けて、
  初めて小口現金がどのように使用されたかを把握できることになります。

  仕訳としては、支払額を小口現金勘定の貸方に記入します。

  用度係から、8月中の支払について次のような報告があった。
  交通費6,000、電話代4,000円

  (借)交通費 6,000 (貸)小口現金 10,000
     電話代 4,000


4.小口現金の補給
  会計係は小切手を振出し、用度係の使用する小口現金を補給します。
  報告額(使用額)と同額相当の小切手を振出すことがポイントになります。
  補給額を小口現金勘定の借方に記入します。

  用度係から3の支払報告を受けた10,000円について、
  同額の小切手を振出して小口現金を補給した。

  (借)小口現金 10,000 (貸)当座預金 10,000


◎ 用度係からの支払報告と補給を同時に行う場合
  用度係からの支払報告を受け、直ちに小口現金を補給するため、
  小口現金勘定を相殺する処理になります。

  上記の3の支払報告と4の補給が同時の場合を考えてみます。

  用度係から、8月中の支払について次のような報告があったので、
  直ちに同額の小切手を振出して小口現金を補給した。
  交通費6,000、電話代4,000円

  (借)交通費 6,000 (貸)当座預金 10,000
     電話代 4,000

  3と4の小口現金勘定が 相殺 されたことが分かると思います。


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