2006
Jan
01
0
評価勘定法と対照勘定法
<<簿記2級を独学合格するための注意事項 ここから>>
記事の見出しに【第116回以降】が付いていないものについては、
記事内容が新会社法に対応していない場合がありますので、
トップページの記事「簿記2級合格の目次【新会社法対応】」から、
以下の記事内容に対応した各記事を閲覧するようにしてください
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偶発債務…
現在は債務として確定していないが、
将来、一定の条件が発生した場合に、
債務として確定する可能性があるものをいいます。
1.評価勘定法
割引手形(裏書手形)勘定を増加させ、偶発債務を表します。
決済時に受取手形勘定を減少させます。
2.対照勘定法
最初に受取手形勘定を減少させ、
(借)手形割引義務見返(手形裏書義務見返)勘定
(貸)手形割引義務(手形裏書義務)勘定
という一対の対照勘定を用いて、偶発債務を表します。
※受取手形の減少時期の違いをおさえる必要があります。
混乱する場合は、対照勘定法が義務と見返からなることを思い出し、
義務(負債)が生じたのは、受取手形を回収済みとして整理した
ことによるものと理解して下さい。
以下、早速例題です。
<例題>
次の取引について、評価勘定法と対照勘定法とで仕訳すること。
1.手持ちの約束手形¥900,000を取引銀行で割引き、
割引料¥111,000を差し引いた手取額を当座預金口座に入金した。
2.1の手形が満期日に決済された旨の連絡を受けた。
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偶発債務…
現在は債務として確定していないが、
将来、一定の条件が発生した場合に、
債務として確定する可能性があるものをいいます。
1.評価勘定法
割引手形(裏書手形)勘定を増加させ、偶発債務を表します。
決済時に受取手形勘定を減少させます。
2.対照勘定法
最初に受取手形勘定を減少させ、
(借)手形割引義務見返(手形裏書義務見返)勘定
(貸)手形割引義務(手形裏書義務)勘定
という一対の対照勘定を用いて、偶発債務を表します。
※受取手形の減少時期の違いをおさえる必要があります。
混乱する場合は、対照勘定法が義務と見返からなることを思い出し、
義務(負債)が生じたのは、受取手形を回収済みとして整理した
ことによるものと理解して下さい。
以下、早速例題です。
<例題>
次の取引について、評価勘定法と対照勘定法とで仕訳すること。
1.手持ちの約束手形¥900,000を取引銀行で割引き、
割引料¥111,000を差し引いた手取額を当座預金口座に入金した。
2.1の手形が満期日に決済された旨の連絡を受けた。
<解答>
評価勘定法
対象勘定法
★手形売却損
私が簿記の勉強を始めた頃には、これは違う勘定科目でした。
11月の受験に当たり、勉強し直したときに、この勘定科目は何?
っていう感じでした。
混乱するので、旧勘定科目は書きませんが、最新のテキストを使用
した方が良いという教訓です。
分からないことがありましたら、コメント欄に記入してください♪

うぶ声セット ← 手形
違い 
評価勘定法
1. | (借)当座預金 (借)手形売却損 | 789,000 111,000 | (貸)割引手形 | 900,000 |
2. | (借)割引手形 | 900,000 | (貸)受取手形 | 900,000 |
1. | (借)当座預金 (借)手形売却損 (借)手形割引義務見返 | 789,000 111,000 900,000 | (貸)受取手形 (貸)手形割引義務 | 900,000 900,000 |
2. | (借)手形割引義務 | 900,000 | (貸)手形割引義務見返 | 900,000 |
★手形売却損
私が簿記の勉強を始めた頃には、これは違う勘定科目でした。
11月の受験に当たり、勉強し直したときに、この勘定科目は何?

っていう感じでした。
混乱するので、旧勘定科目は書きませんが、最新のテキストを使用
した方が良いという教訓です。
分からないことがありましたら、コメント欄に記入してください♪




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