2006
Jan
18
2
試用販売と予約販売
<<簿記2級を独学合格するための注意事項 ここから>>
記事の見出しに【第116回以降】が付いていないものについては、
記事内容が新会社法に対応していない場合がありますので、
トップページの記事「簿記2級合格の目次【新会社法対応】」から、
以下の記事内容に対応した各記事を閲覧するようにしてください
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今回は、特殊商品販売(その4)の「試用販売と予約販売」です。
これで一応特殊商品販売の記事は終わりです。
試験まで時間がないので、次からペースアップしていきます
I.試用販売
得意先にあらかじめ商品を送付し、一定期間の試用の後に、
買取意思の有無の連絡を受けることを条件とした販売形態です。
<例題>
1.試用販売により、
得意先へ商品(原価¥6,000、売価¥9,000)を試送した。
2.得意先から、1で試送した商品のうち1/2を買取る旨の連絡があった。
3.得意先から、1で試送した商品のうち1/4が返品された。
4.決算をむかえた。
<解答>
【原価】
¥6,000(試送分)-¥3,000(買取意思分)-¥1,500(返品分)=¥1,500
※試送しただけの商品は、当社の商品のため、期末において、その
原価部分を仕入勘定から、繰越商品勘定(資産の増)へ振替えます。
(繰越商品勘定のほか、試送品勘定を用いる場合もあります。)
II.予約販売
予約を受けた商品の代金の全部または一部を予約金として受け取り、
後日、予約者に商品を引渡す販売形態です。
<例題>
1.百科事典全3巻(¥2,100、3回に分けて配本)について、
4セットの予約注文を受け、代金の全額を現金で受領した。
2.第1回配本分を予約者全員に引き渡した。
<解答>
※前受金勘定を使用することを覚えておいてください。
分からないことがありましたら、コメント欄に記入してください♪
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I.試用販売
得意先にあらかじめ商品を送付し、一定期間の試用の後に、
買取意思の有無の連絡を受けることを条件とした販売形態です。
<例題>
1.試用販売により、
得意先へ商品(原価¥6,000、売価¥9,000)を試送した。
2.得意先から、1で試送した商品のうち1/2を買取る旨の連絡があった。
3.得意先から、1で試送した商品のうち1/4が返品された。
4.決算をむかえた。
<解答>
1.(借)試用販売契約 2.(借)試用仮売上 (借)売 掛 金 3.(借)試用仮売上 4.(借)繰越商品 | 9,000 4,500 4,500 2,250 1,500 | (貸)試用仮売上 (貸)試用販売契約 (貸)試用売上 (貸)試用販売契約(貸)仕 入 | 9,000 4,500 4,500 2,250 1,500 |
¥6,000(試送分)-¥3,000(買取意思分)-¥1,500(返品分)=¥1,500
※試送しただけの商品は、当社の商品のため、期末において、その
原価部分を仕入勘定から、繰越商品勘定(資産の増)へ振替えます。
(繰越商品勘定のほか、試送品勘定を用いる場合もあります。)
II.予約販売
予約を受けた商品の代金の全部または一部を予約金として受け取り、
後日、予約者に商品を引渡す販売形態です。
<例題>
1.百科事典全3巻(¥2,100、3回に分けて配本)について、
4セットの予約注文を受け、代金の全額を現金で受領した。
2.第1回配本分を予約者全員に引き渡した。
<解答>
1.(借)現 金 2.(借)前 受 金 | 8,400 2,800 | (貸)前 受 金 (貸)売 上 | 8,400 2,800 |
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